折りたたみ式テーブルです。折畳んだ状態が見た目に面白く、個性的なクリの木目も良い感じに仕上がりました。
近傍の森林にて撮影。きらめく木漏れ日と緑の空気、この森の香りとともに、製作した木製品をお届けしています。
森林からのストーリー
身近な森から産出された丸太材を、近くの製材所に持ち込み、板にして家や家具を作るという、昔ながらのやり方を、今でもこの地域では行うことができます 。 こういった材料は、マイナスにとらえれば洗練されていない、プラスにとらえれば個性的で他に代えがたい、という面白みがあると思っています。例えれば、産直市場で売られている野菜は、形は悪いが味は逸品ですが、そういう木材を使った製品を、作りたいと私は考えています。
大きなメーカーではできないような、小さな必要性にもお応えできるように考えますので、お気軽にご相談ください。
写真は一例、機械の載せられない大きな板を平らにしているところです。
幅90センチ長さ2.5メートル厚さ10センチのトチの一枚板。
広葉樹の板は乾燥工程で1センチぐらいのソリが出来てしまうので、まずは定規を当てて、平面を作っているところ。
アプローチ階段を下りたところに
小さな家具作りの工場があります。
家具工場
これらのレトロな機械設備を駆使し、自然界から切取られた、身近とは言い難く荒々しい、素材を、生活の友へと生まれ変わらせて行きます。
プロジェクト
使い手の個性は人それぞれ、木にも同じく生育環境や乾燥歴などからくる長所短所があり、それらの個性を大切に、一つ一つ提案から製作まで行っています。