モリからのstory
身近な森から運び出された丸太を近くの製材所に持ち込み、製材にして家や家具を作る、伝統ある製作環境が、今もこの木曽地域には残っています。
こういった木材はネガティブにとらえれば未選別、プラスにとらえれば個性的で唯一のもの、という面白みがあると思っています。
例えていえば、産直市場に並んでいる野菜のように、形は様々でも味は逸品、そういう木材を使った製品を、作りたいと考えています。
大きなメーカーではできないような、小さな要望にも応えられるよう提案しますので、お気軽にご相談ください。
セイサクstory
本好きな人へ贈る記念品として依頼を受けました。
本の拠り所として、しまってしまうのではなく、しばらく待っていてもらう感じの居場所をイメージしました。
立ちすぎず、寝すぎず、こちらへ顔を見せ語りかけてくれる角度、本のためのゆり椅子のようにも見える製品になりました。
アンティーク調の塗装を施し、長く愛着をもって使ってもらえるようにしました。
材料に用いた木はクリ材です。
アプローチ階段を下りたところに
小さな家具作りの工房があります
家具工房
これら年代物の木工機械を駆使して、自然のなかから運び出された木材を、暮らしの場へと運んでいきます
一仕事
生活様式は人それぞれ違いがあり、木にも同じく生育環境や乾燥歴など長所短所があります。
それらの個性を大切に、一案件ごと丁寧に提案から製作まで行います。