森林のほとりから

淡い色

日本産の木は、およそに淡い色をしており、クリの薄黄色、クルミの桃色、樺の赤、ひのきの薄桃色、さわらの少し赤みのある薄黄色など、優しく心に響く森のシンフォニーのような国産木の製品を生活の場へとお届けして行こうと思っています。




シンプルな中にさりげなく可愛げのある椅子を作ってみました。
座り心地もそれなりに良くできていると思います。

古いメーカーの椅子と見比べてみたところ。
(左)背の丸棒折れや脚のがたつきを修理したメーカー製の椅子です。

記念品として注文を受けて製作したものです。

作業場の入り口はかつての集会所として使われた建物に隣接した、階段を下りたところにあります。
地域は木材の集積地にあり、丸太を積んだトラックが走り、道路に木の皮が落ちていることもよくあります。

小さな作業場に、古びた機械を設置して、家具木工を営んでいます。

機械設備は無骨な年代物ですが、経年の狂いの少ないよい時代のものです。
地域産業の歴史を感じます。

「温故知新、古いものを大切にしながら、今に合わせて」をコンセプトに、家具木工山戸は営み続けてまいります。

お力になれることがございましたらお声がけ下さい。